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【資本主義社会】

自由な経済体制のこと。
資本主義とは働いたらその労働力に応じて報酬が得られるという制度であり、自由に経済活動を行える社会。

資本主義の定義を引用した。
どんな物事にも本質があり、その本質により、構造が決まり、構造に従ってさまざまな現象が生まれる。
これから「資本主義」についてインプットした情報をこのブログにアウトプットしていく。

資本主義の本質

まずは結論から。
資本主義の本質とは人間の「欲」である。



人間は常に「より便利に、より快適に」そう考えている。
この欲のベクトルが変わったことがない。


例えば、馬 ⇒ 自動車 ⇒ AIによる自動運転
みたいな感じ。

これからもどんどん便利に、快適な社会を求め続けるだろう。

資本主義の構造

前項で記載したとおり、資本主義の本質は人間の「欲」である。
それから成る構造は、

人間の「欲」をガソリンにして、人々を競争させることで社会を発展させる構造


である。
欲を人質に人々を競争させることで社会を発展させる。
そして人々に怠惰や停滞を許さず、生き残るために常に進歩と努力を強いていることで、
より多くの「欲」を満たすループ構造になっている。


そして、資本主義社会において、人類を大きく分けると2種類の人間しかいない。

  1. 自分の24時間を使って稼ぐ人(サラリーマン)
  2. 他人の24時間を使って稼ぐ人(資本家)


資本主義とは文字通り、後者である「資本家」のためのルールが作られた社会である。
資本主義とは、サラリーマンを働かせて、資本家が儲ける構造である。

このことを本人の認識する世界にない場合、前者である「サラリーマン」は疑いなく「サラリーマン」であり続ける。
どちらも認識して「サラリーマン」を選択するなら別だが、、、
ひとついっておくならば、誰でも「資本家」になることは可能であることだ。


資本主義の現象

日本の教育システムを考える。
良い成績をとって、良い大学を出て、大きな会社に入って、安定した生活を送る。

それが成功者の目指す道だと。

出された宿題は期日内に提出する、遅刻はしない、協調性を持つ、上下関係を大切にする。
幼少期から学校、親から叩き込まれる「美徳」は
「規律ある優秀な歯車」を生産する上で非常に都合がいい。
要は日本の教育システムは、「規律ある優秀な歯車」として社会で活躍するためのトレーニング期間にすぎない。



そのトレーニング期間を経て、何の疑問も持たず、会社に就職し、様々な理不尽に耐え、社内で認められることに満足し、
昇進していく自分に次第に気持ちよくなっていく。
気づけば40代、捨てるに惜しく、ほどほどの待遇で満足し、がんじがらめ。
そんなところだ。


サラリーマンを否定するわけではない。
しかしながら、「資本家」という選択もあるということを認識しておく必要がある。
そのうえで自分を生かす機会にアンテナを張っておくべきである。




以上